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【キッチン家電がキッカケで起きた暮らしの変化】炊飯器(vermicular RICEPOT)/鋳物ホーロー鍋&ポットヒーター(温泉卵,生姜,米麹)

2023年10月31日

 今年、年明けてまもない頃突然炊飯中に2代目炊飯器が壊れまして。1代目は15年以上は壊れず長持ちしたのに2代目は10年弱の持ちでした。それも炊飯中に突然壊れるとはなんたること。

次の炊飯器はどうしよう?とあれこれ迷ったのですが。最終的に夫がこれはどう?と教えてくれた「バーミキュラのライスポット」という炊飯器(低温調理やバーミキュラの鍋を活かした調理機能もある)に決めました。

普通の炊飯器とは違って、鋳物ホーロー鍋がポットヒーターの中に入っていて、底面はIHヒーター、側面はアルミヒーターからの熱でかまどの炎のような立体的な加熱が出来るようです。

それによって鍋の中では激しい対流が起きて、お米がムラなく炊き上がるということですね。調理モードでも同じことが言えて、素材の火の通りが均一に仕上がるようです。

ご飯は粒が立って、プリっとしていて(水分は好みに調整してます)私好みに炊けるし、関心したのは炊き立てが美味しいのはもちろんだけど、温め直したご飯もパサつかないみずみずしい美味しいご飯なのが特に気に入ってます。

我が家は2合炊いて、昼に1合を二人で分けて、夜は残りの1合を温め直して二人でいただいてるので。お昼は炊き立てを、夜は温め直したみずみずしいご飯を美味しくいただけるようになりました。

サイズは5合炊きと3合炊きとあって、我が家は二人暮らしなので3合炊きで色はホワイト。

コンパクトで見た目も可愛い、場所をとらないのも気に入ってます。

(蒸気が上がるので、とりあえず木の板に小さなキャスターをつけて手前に移動できるようにしてます。ちなみに板もキャスターも100均のもの)

◆70度で20分(1リットルの水用意)の温泉卵

ご飯を炊く以外でよくつくってるのは温泉卵

温泉卵っていろんな方法があると思いますが、炊飯器って置きっぱなしなので、道具を出す手間が省け気軽に使えるのがいいのか夏の間は特によく作ってました。

バーミキュラのライスポットでの温泉卵のつくり方は1リットルの水を入れ、保温モード70℃を選択→ピッと音がなったら卵を4つ入れ20分指定→20分経ったら出来上がり。

これは、だいたい仕上がりが安定してるので、いつも安心してセットしてます。

いろんな料理にトッピング。

パスタに温泉卵&パルミジャーノレッジャーノの組み合わせ。

また別のパスタに温泉卵とブラックペッパーの組み合わせ。

ある時は手作りのスパイスカレーにトッピング。

 夏の食欲ない時はツルツルっと食べやすいのでタンパク質補給にもいいですね。

この日はアボカド、お漬物、長芋すったの、味付けのりのせたあっさりどんぶり。

夫のご飯は豚こまのしぐれ煮に糸蒟蒻もプラスしたのをご飯にのせて丼に、プラス温泉卵をトッピング。簡単でいいです。

温泉卵に温泉卵用の甘辛いタレもいいですが、夏は酸っぱくて辛い紅生姜を一緒にいただくのもお気に入り。

温泉卵と一緒に自家製紅生姜

バーミキュラのライスポットを使ってる訳ではないのですが。温泉卵に組み合わせるのに気に入ってこの夏常備していた手作り紅生姜をついでに。

新生姜を紫蘇梅酢(自然派を購入)に漬けるだけ。

簡単で不安になるような添加物もないので、塩分過多には気をつけないと、ですが夏は特に酸っぱいのをプラスしたくて、日持ちもするのでつくって常備保存してました。

最初は少ない量の200ml梅酢を使って様子見して、気に入ったので次は量の多い500mlの商品を買って漬けてました。どちらも梅と紫蘇と塩のみ。200mlの商品の方が塩控えめのようですね。

天ぷらの衣にしたり。

野菜には合ってましたが、ちくわはそれ自体に結構味がついてるから紅生姜ない方がいいかな。夫が生姜の天ぷらが好きなので、衣に入れたらどうかな、と思ってつくってみました。

とり胸肉、ちくわ、にんじん、オクラ、椎茸の天ぷら。

これは夏の食欲ない時の私のお昼ご飯。長芋すったのにオクラ、納豆に醤油麹、きゅうりの塩麹漬け、紅生姜、温泉卵をのせた丼。

あとは冷奴にのせたり、味が足りないなって思った時にパラパラっとかけたりしてます。

生姜が好きなので、冬は生姜の佃煮みたいなのに替えて常備しておこうかな、とも思ってます。

◆温度指定で発酵調味料づくり    

保温モードでは30度から95度まで温度設定できるので、発酵調味料などつくるのにも使えます。

米麹はよく行く三木市吉川町の直売所で購入した酒米山田錦をつかったもの、を最近はよくつかっていて。(酒米「山田錦」は三木市吉川町の特産品)

おかゆを炊いてその流れでつくる甘酒

甘酒もよくつくるようになりました。

最近のお気に入りのつくり方はおかゆをライスポットで炊いて、その流れで冷ましたおかゆに米麹を入れて温度と時間を設定のやり方でつくる甘酒。

甘酒をつくるやり方も色々ありますね。以前はおかゆやご飯をプラスするのが面倒で米麹とお水だけでヨーグルトメーカーに入れて作ってました。ここ数年は飽きてつくってなかったのですが、ライスポットのおかげでまた復活してます。

ちなみに甘酒のつくり方はライスポットについてるレシピ本に詳しく書いてあるのですが、私は水の分量はそのレシピより減らして750mlにしてます。60度でだいたい550分くらいに設定してます。

いつもつくる時は、時間がかかるので、夕ご飯を食べた後おかゆをつくって、夜10時くらいから米麹を入れて時間設定してスタートしてます。

おかゆの出来上がり

おかゆを冷ましてから米麹を入れて時間設定

朝起きると、甘酒の出来上がり

出来上がりの量は500ml容器いっぱいくらい

ぶどうはそのままで十分甘いぶどうだったので、それよりは酸っぱいフルーツが合う気がしますね。

無糖ヨーグルトに甘酒を組み合わせるのが好き

さつまいものチーズケーキをお砂糖なしで甘酒に替えてつくってみたリもしました。

いつもの甘酒を煮詰めて水分をとばしてから使用。

ラムレーズンとか、アクセントになるものを加えてまたつくってみます。

甘酒入りの米粉クッキーもつくってみたけど、これはやっぱり甘酒の水分があるせいかサクッとならなくて、、まだまだ改良の余地ありですね。

 

夏の食欲ない時は特に栄養補給的にいただいてました。甘いものも甘酒をいただくことでそんなに欲しがらなくなったり。(甘酒のとりすぎも太るので注意ですが)

玉ねぎ麹

他には付属してるレシピ本にはなかったのですが、玉ねぎ麹もよくつくります。

鶏のささみを玉ねぎ麹に漬けて、焼くだけ、が思った以上に美味しくて、夏は特によくつくってました。

最後の仕上げにブレンダーかけてます

玉ねぎ麹漬け焼き鶏ささみと小松菜、椎茸、紅生姜、炒り卵と一緒に丼

玉ねぎ麹に漬けた鶏ムネをライスポットで温度指定して蒸し焼き

調理モードでは三つの火加減

この機能はまだあんまり使っていないのですが、3つの火加減は中火、弱火、極弱火とあって煮る、蒸す、炒める、焼くと色々できるようです。

弱火で40分の焼き芋は写真撮り忘れてましたが、やってみて美味しかったですし。とうもろこしを蒸したり、最近では枝豆を大さじ2の水で簡単に蒸せるのがいいな、と思ってるところです。

丹波黒の黒枝豆を蒸しましたが、簡単に出来ました。弱火で25分。

◎我が家に合った炊飯器選び&食生活の変化

バーミキュラのライスポットを導入したのは今年の1月からなので、9ヶ月ほど毎日つかってることになります。

色々迷って決めたけど、今の私にはちょうど良くて、我が家にピッタリな炊飯器(低温調理&鍋調理)になりました。

土鍋やご飯を炊く為につくられた鋳物ホーロー鍋にするかも迷いましたが。

私の場合はつきっきりの料理が得意ではなくて、揚げ物とかもそうですが、煮物なんかの時間がかかってもその間他のことが出来る料理が好きなんです。

パンづくりにしてもパン捏ねは機械にしてもらって、その間は他のことをしながら時間が来たらまだパン作り作業に入る、みたいな。

土鍋や鋳物ホーロー鍋とかでご飯を炊く場合はそばにいて火加減を調整してあげないといけないので、たまならいいのですが毎日のご飯炊きでそれが必須になるとちょっとしんどいな、というのが正直なところでした。

また最近の炊飯ジャーはスッキリした形でシンプルにおしゃれになってきてるな、と思いそういう炊飯ジャーとも迷いましたが。

蓋の掃除が楽なのがいいのと、鍋で炊く美味しさも欲しかったので…。

炊飯ジャーの炊きあがりの保温機能はライスポットにはないのですが、炊きあがりの時刻設定は出来るので、我が家の場合はその後の保温機能は炊飯ジャーの時もほとんど使ってなくて、なくても問題ないです。

水加減に関しては炊飯ジャーの時は内釜の線で適当に毎日水を計っていても美味しく炊けていたのですが。

ライスポットの場合は水加減は少し気をつけないと、もう慣れましたが毎回グラムではかってます。お米も洗った後は水切りをしてますし。ちょっと手間ですがこれは毎日やっていて慣れました。

今年は節目の歳で、私の食生活も色々と変わってきてるところです。

ご飯が美味しいのは和食やご飯を食べる機会が増えることに繋がるでしょうし、低温調理や発酵料理はこれからまだまだ広がっていくことでしょう。

まだまだ使いこなしていないので、これからも色々つくるのが楽しみです。

 

 



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