我が家の庭の花は春が多くて、夏の間に弱らせてしまうことが多いからか秋に咲くお花は植えていても、ダメになることが多くて少なくなってきてます。
秋に咲くお花をもう少し庭にプラスしたいなと思ってますが。
そんな我が家の庭で、秋に咲いていた貴重なお花たち5種とおまけ1種を記録がてら紹介していきます。
(庭の花はなるべく生けて、家の中でも眺めていたいという思いから、ほんの少しの生け姿も一緒に)
足摺野路菊、今年は移ろい菊も
11月の終わりのある日、ふと見ると足摺野路菊(あしずりのじぎく)の花びらが紫がかってきている。去年も少しその気配はしてましたが(うっすら紫がかってたような気がする)、今年はすごくはっきりと色が変わっているので、調べてみました。
「移ろい菊」と言って、晩秋のころ白菊が花弁の端から紫がかってきたものを言うそうで。霜焼けで花びらの組織が損傷して色が変化したという事のようですが。
平安貴族は紫への愛着から、白い花びらより紫がかった花びらに風情を感じた、とかそんな情報も。平安時代のことが出てくるあたり、やっぱり菊って日本の国花なんだな、と改めて。
花びらの組織が損傷しているとは言え、雰囲気も色もすごく綺麗で、そんな現象があるんだ、面白いなぁ、今回調べて知れて良かったなと思います。
ちなみに足摺野路菊は東南角の花壇植え、すごく丈夫で何年も植っていて勝手に増えてます。ここ数年は増え過ぎるので、かなり剪定してますが翌年になるとあちこちでまた出てきます。
綺麗なので、いろんな花器に生けてみましたよ。
ちなみに色が変わる前の11月はこんな感じ
今年の足摺野路菊も沢山咲いて、紫がかった花びらも見れて訳も知れて良かったです。
増え過ぎるのは困るけど、程よく毎年咲いていて欲しい足摺野路菊でした。
色が変わるガイラルディア、オレンジ系
こちらはガイラルディアのオレンジ系。以前ガイラルディアのグレープ色のを植えていたのですが、よく咲いて花数も多かったのに数年経って枯れてしまったようで。
今回園芸屋さんで見かけてオレンジ色のガイラルディアを見つけてたまらず、連れ帰り。
毎年秋の庭にオレンジ色がプラス出来たらいいな、と思っているのですが。多年草だと思い込んでいたガイラルディアに一年草の種類もあるらしいということを知って、もしかしたら今年だけかも。
赤茶のようなシックな色や明るい黄色オレンジのような色まで。
今は12月なのですがまだ蕾が沢山ついてるんですよね。12月なのにまだ咲くのかな、と不思議ですが楽しみです。
お馴染みのコスモスとおまけ1種
秋にお馴染みのコスモス。いろんな場所で見かけるコスモス、特に珍しくもないコスモスですが。
私は数本、少しだけでも生けると素朴で愛らしいなぁと、生けて家の中で眺めるのがとっても大好きです。
ユーカリと一緒に生けて。
さらに庭の花を摘んでプラスしました。
コスモスと一緒に生けているちょっとピンクっぽい小さなお花はチェリーセージのテレサ、こちらもオマケとして紹介しておきます。
チェリーセージの香りが大好きで、生ける時に香りがフワッとしてすごくいいのです。
チェリーセージは丈夫だしほぼ手がかからない、さらにこんな香りをフワッとさせてくれるなんて、なんて健気な。
以前チェリーセージ・テレサの紹介記事をアップしてますので↓ぜひ
宿根サルビア、コバルトフェアリーセージ
こちらも以前西側の花壇にコバルトセージを植えていて。とても綺麗だったので、もう枯れてしまったけどまた植えたいな、と思ってました。
園芸屋さんでコバルトフェアリーセージを見つけて、以前のと似た感じで綺麗なブルー、今度は鉢植えで置き場所が移動できるようにしてます。
宿根サルビアなので、来年も元気に咲いてくれたら嬉しいな。
バッタに葉っぱも蕾も食べられてた、ミニバラのマンダリナ・コルダーナ
ミニバラのマンダリナ・コルダーナ、春にも花を咲かせてくれますが秋にも咲くようですね。花期間が長い。
以前、摘心から丁寧にしよう、とすごく大切に育てていたのですが今年は特にバッタが多かったみたいで、葉っぱもせっかく出てきた蕾もほとんど食べられてしまい。
場所を西側から南側のデッキの上に移動させて、ようやく花が秋に1本か2本ついてくれました。そのうちの貴重な1本を生けたのが↑。
もっと早く場所移動しておけば良かったな、と。今年はバッタやナメクジなどの虫対策をいろいろやってました。寒くなると自然に虫はいなくなったのですが。
以前、摘心のことアップしてます。まだまだ小さな苗なので、可愛らしいお花が何個かついてくれる日をイメージしながら、来年は対策して被害が出ませんようにと願うばかりです。
◎季節ごとの庭をもう少し計画的に
とまぁそんな感じで、足摺野路菊、ガイラルディア、コスモス、コバルトフェアリーセージ、ミニバラ、おまけはチェリーセージ・テレサ、秋に咲いてたお花5種とおまけ1種の記録がてらの紹介でした。
虫対策も含めて、季節ごとの庭の植物たちの管理を、肥料あげとか剪定とか種まきと球根植えとか、もう少し計画的にしたいな、というのが最近というか今、切にそう思いました。
書き出して、まとめていくと心がはっきりするのでいいですね。
それではまた。