わたし流(わがや流)が出来るまで
結果より、敢えてキッカケや過程にフォーカスしてわたし流(わがや流)が出来るまでを楽しみたい。
今のわたしの場合、多分強い意志を持って行動していくというより、何かのキッカケから流れをつくって、のっていくスタイルになると思いますが。
前置きはこれくらいにして、まずは餡子から、わたし流が出来るまでの途中を楽しみながらの記録です。
***ここからは「である調」の文体で***
子供の頃は苦手だった餡子もここ数年は自分でも手づくりするくらいになっている。でもどうしてこんなに餡子のレシピっていろいろあるの?ってくらいお砂糖の量にしても、ゆでこぼしの回数にしてもいろいろ違ってる。材料では小豆と砂糖、塩、水以外に重曹を入れるっていうのもあったりと。
餡子をつくろうと思った時に、さてどのレシピでつくろう!とさっとつくれない事にもどかしさを感じていた。
でも最近あることがキッカケで、わたしの餡子はこのやり方、この材料、この甘さでいこう、と何回もつくって、はっきりと思えるようになった。
わたし流(わがや流)の粒餡のレシピが出来たのだ。
(まぁでも時と共に少しずつ変化していくこともあるでしょう)
*きっかけはとあるスーパーで見つけた知らない種類の小豆

週末の食料買い出し日、とあるスーパーに寄った時「しゅまり小豆」という小豆が目にとまった。
小豆の品種と言えば大納言くらいしか知らなかったので、気になって買って帰って、最初は「しゅまり小豆」のことをよく調べもしないで、早速粒餡づくりにとりかかった。
またいつものように餡子のレシピをどれにしよう!からはじまり甘さ控えめの粒あんのレシピでシンプルなやり方なのを2つ程見つけた。
今回はこの二つのレシピを参考にしよう!とつくりはじめた。
ちなみに二つともレシピでは小豆の品種は特に指定なく普通の小豆。
それにしても持っている数冊のレシピ本の中にも餡子のつくり方はのっているし、ネット上にもたくさん溢れている、特に餡子に関しては多いように思う。

二つのレシピでは茹でこぼしを2回するようにあった。
時間に関してはそれぞれ違ってたので、様子を見ながら自分で適当に決めた。
1回目茹でてその後お湯を捨て鍋を洗いまた水を入れて2回目の茹でに入った。30分くらい茹でたくらいで小豆の状態を見てみたら、もうかなり柔らかくなって煮汁もこし餡を溶かしたような様子で。
これは茹でこぼすなんて出来ないな、と柔らかくなっているのだからそのままでお砂糖を入れてしまおう、と小豆の量の60%くらいのお砂糖を3回に分けて入れた。
ここからは味見をしながら自分の舌で、甘さはこの60%くらいでいいだろうか?柔らかさは?途中水を足すか?最後の塩加減も含めてどれくらい茹でるかはもう自分で決めた。
そして、今までで一番美味しい!と思える粒餡が出来た。冷やして更に味見、うん美味しい、何回も何回も味見して結構減ってしまったくらい美味しく出来た。
*つくった後に「しゅまり小豆」の特徴を調べた
美味しく出来た後にそんなに特別な小豆だったの?と「しゅまり小豆」を調べた。
「北海道美瑛町産で希少、小粒だが味に深み、上品な香り」とあるが味に深みとか上品な香りとかは正直わたしにはよく分からない。
他にはないかと調べたら、「皮が薄く炊くと柔らかく仕上がる」という情報もあって、これは分かる。
いつも大納言を選んでいたような気がする。でも大納言がいけない、という事ではなくて(そんな事を言いたい訳ではない)、もしかしたら今なら大納言でも普通の小豆でも美味しくつくれるのかもしれない。
でも、今回粒餡が過去いち美味しくつくれたのは間違いなく「しゅまり小豆」のお陰なのだ。そしてつくった後のわたしのレベルは1段階あがったようにも思える。
*続けて2回目、3回目と
一度ではまぐれで次同じように美味しくつくれなくなっていた、とかは困るし、早くまたあの餡子を食べたい!となっていたので。
日にちを空けずに「しゅまり小豆」を買いに行ってつくった。
1回目(ゆでこぼし)の茹で時間と水の量、2回目の茹で時間と水の量、お砂糖の量を確認しながら、メモをとった。お砂糖の量も60%でだいたい大丈夫、柔らかさはどうだろう、と自分にしては丁寧につくった。
続けて間を置かずに、3回目、4回目とつくって各工程の時間や炊き加減などを確認した。
*保存の仕方も
甘さ控えめなので、つくったら小分けにして1つは冷蔵庫、残りは冷凍庫へ。
ひとつずつ解凍してつかっている。

↑バラバラだけど、小さめのタッパー。この保存容器も餡子用はどのサイズがいいのか、統一した方が心地よいのか、自分に問いかけながらこれから決めよう。
そんなに何回もつくって冷凍庫がいっぱいなのでは?いえいえ、その都度食べ終わる頃を見計らって餡子はつくっているので、大丈夫。
*一番手軽で簡単な餡子のおやつ
小腹が空いた時のおやつで餡子の好きな食べ方は

クリームチーズと一緒にクラッカーにのせていただく食べ方。
この日は苺ジャムもあったので、半分は苺ジャムにした。
ついでに言うと、いつものクラッカーはイオンで買ってるクラッカープレーン


クリームチーズも箱から出して使いやすいようにタッパに入れているので、クラッカーにクリームチーズと作り置きの餡子をのせるだけ。
気軽に用意できる素朴な我が家のおやつの出来上がり。
◎わたし流の餡子のつくり方メモ
わたし流粒餡のつくり方をメモ程度に
材料メモ:しゅまり小豆300g、お砂糖小豆の60%の180gくらい、お塩は味見しながら最後に味を調整して入れる
つくり方メモ:ゆでこぼしは最初の1回のみ、茹で時間は15分くらいゆでこぼし(渋切り)、その後は30分茹でる(柔らかくなってることを確認)→お砂糖を適当に3回に分けて入れる→好みの柔らかさ、とろみ加減になるまで炊く(数十分)→最後塩で味を調整
だいたいこんな感じだけど、好みの炊き加減で何分炊いていたのかはかっていなかった。次回何分かはかってメモしておくことにする。
お砂糖の量に関しては甘さ控えめがいいので60%くらいが我が家ではちょうど良い感じ。
小豆と同量とか、それよりちょっと少ないくらい、というのが多いイメージなので60%はかなり控えめな方らしい。
ちなみにお砂糖は精製していないナチュラル系のお砂糖、と決めているが甜菜糖だったりきび砂糖だったり、最近は↓
低GIさとうの「からだに優しいお砂糖」をつかってみている。
***「である調」の文体 終わり***
好みの餡子が出来たなら、もちろんクラッカーにのせる以外にもつくらない訳にはいきませんね。
次につくったのは抹茶のケーキにクリームチーズと餡子を一緒に入れたもの。また何回かつくってわたし流にしています。
その内容は次か次の次くらいの記事で。
それではまた!
